戦後80年 2025とめよう戦争!葛飾憲法集会㏌亀有リリオパーク

今年も4月20日に葛飾憲法集会が開催されました。当日の参加者は主催者発表で140人。

集会後は亀有周辺をパレードしてアピールしました。

ゲストスピーカーの菱山南帆子さんからは次のような呼びかけがありました。

私たちのような運動は、自民党はつぶれてほしいと考えており目障りな存在と思っている。だからこそ頑張っていく必要がある。憲法改正の動きがあるが、憲法改正どころでないというのが今では。国民生活は苦しいし、原発の問題もある。

軍拡では中国・台湾有事を見据えて九州や大分に自衛隊の配備を進めているが、もっと大事なところにお金をかけなければいけない。起きるかもしれないところではなく、困っているところに使うべき。

日本ではオスプレイが飛行訓練で民家の上を飛ばせているがアメリカでは飛ばせない。はっきり言っていくべきではないか。長いものにまかれることなくダメなものはダメと明確に言っていくことが大事である。

日本はまだリベラルの国だと信じる。だからデモも起こるし、フジテレビの性加害の問題でも困ったときには労働組合にたよろうとする。同じように困ったら市民運動に集まってくる。だから、私たち市民運動も継続していくことが重要。あきらめないことだ。

夫婦別姓、同性婚がなぜ実現できないのか、自民党に聞きたい。選択制夫婦別姓になったとしても誰も困らない。ジェンダー平等を実現するために力を合わせる。差別・暴力の問題は反戦運動と表裏一体。これまで暴力や差別に女性たちは泣き寝入りしてきた。これを変えていくために声を上げていく。暴力や差別を見過ごさない、おかしいことはおかしいと言っていく社会像をめざす。眉間にしわを寄せてちらしを撒くのではなく、イキイキと楽しく行動していこう。参議院選挙で自民党政治を終わらせるために大きな運動に拡げよう。

戦後80年が経ち、戦争体験者より戦争を知らない世代が増える中で新しい戦前にしないために憲法の三大原則である「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の意義を次の世代に伝えていく必要が私たちにはあります。